関西の乗り放題フリー切符
こんにちは。
関西は大阪・神戸・京都・奈良をはじめとする観光スポットがたくさんあります。
旅行の際に鉄道で移動するとなると便利なのが乗り放題のフリー切符です。
関西の鉄道にもさまざまなフリー切符がありますが
今回はその中でも全線乗り放題、もしくはそれに準ずるものをピックアップしてみます。
まずはJR西日本
JRは京阪神近郊区間を以前は「アーバンネットワーク」と言われ、私鉄と激しい乗客争奪戦を繰り広げています。
そんなJRの京阪神近郊区間の新快速・快速・普通が1日乗り放題になるのが
「関西1デイパス」です。
一応、季節限定の発売とはなっていますが、季節によっておまけの内容が違う以外は実質通年販売の切符です。
大阪、奈良、滋賀の全線と京都、兵庫、和歌山、福井の一部路線で使えます。
別途特急券を購入すれば特急にも乗れます。
先述のおまけの内容ですが大阪水上バスに乗れます。そして、京阪、南海、近鉄沿線の指定の観光地に関するフリー切符いずれか1つと引き換えできます。また秋は滋賀の近江鉄道も乗り放題になります。
料金は大人3,600円 こども1,800円
発売場所はJR西日本の主な駅の「みどりの窓口」、「みどりの券売機」、主な旅行会社です。
乗車当日でも購入できます。
関西以外でも購入可能です。
次は近鉄
近鉄は東は名古屋までつながり大阪、京都、奈良、伊勢志摩の観光地とつながっています。
近鉄全線が乗り放題になる切符は
「近鉄週末フリーパス」です。
名前の通り、使えるのは土日を含む連続3日間となっています。
つまり金土日、土日月←この2パターンです。
料金は大人4,100円 こども2,050円
こちらも特急料金を別途払えば特急にも乗れます。
注意が必要なのは発売期間
乗車開始日当日に購入ができません!
乗車日前日までに購入しましょう。
次は阪急と阪神です。
阪急は大阪・京都・神戸・宝塚を結び、阪神は大阪と神戸を結びます。
この2社、以前はライバル会社でしたが、とある出来事から同じグループ会社となり今に至ります。
阪急・阪神が乗り放題になるのが
「阪急阪神1dayパス」です。
阪急・阪神全線はもちろんですが、乗り入れをしている神戸高速鉄道も全線乗り放題です。
乗車日当日でも購入できます。
料金は大人1,200円 こども600円
阪急阪神とも特急料金は必要がないので特急も急行も普通も乗り放題です。
関西以外では購入できません。
続いては京阪
京阪は大阪・京都・びわ湖を結びます。
京阪全線と京津線が乗り入れている京都地下鉄の京阪三条~御陵間が乗り放題になるのが
「大阪・京都・びわ湖 水の路1dayチケット」です。
こちらも乗車日当日に購入できます。
料金は大人1,500円 こども750円
特急、急行、普通などほとんどの列車に乗り放題です。
特急などにつながれている「プレミアムカー」やライナーにはプレミアムカー券、ライナー券を別途購入で乗れます。
関西以外では購入できません。
次は南海です。
南海は通年発売の全線乗り放題切符が今のところありません。
しかし、期間と発売枚数はかなり限られるものの
南海と乗り入れしている泉北高速全線が乗り放題になる切符の発売されます。
「南海・泉北敬老の日1dayチケット2017」
発売期間は2017年8月28日~9月6日
利用期間は2017年9月16日~18日のうちの1日
発売枚数は大人用が2,500枚で大人用1枚につきこども用2枚まで同時購入できます。
料金は大人1,150円 こども350円
特急や観光列車「天空」の指定席には特急券や指定席券があれば乗車できます。
発売個所は南海・泉北高速各駅窓口および郵送受付となります。
敬老の日には発売されてるようですができれば通年発売してもらいたいところです。
最後は大阪市営地下鉄
大阪の街を縦横無尽につないでいます。
関西以外から新幹線で来られる場合、新大阪から大阪の中心部にダイレクトにできるのも魅力です。
そんな大阪市営地下鉄の乗り放題切符は
「エンジョイエコカード」です。
さらに大阪城や通天閣など大阪の観光スポットの割引優待も受けられます。
料金は大人 平日800円 土日祝日600円 こども300円
発売個所は駅の券売機、定期券発売所、売店、バス車内、バス営業所です。
まだまだ残暑は厳しいですがこれから秋を迎え、一人旅や街歩きにもいいシーズンになっていきます。
お得な乗り放題切符で関西の街をぶらぶらしてみましょう。